番町皿屋敷 お菊物語

平塚駅前の繁華街の一角、ビルの谷間に埋もれるように紅谷町公園がある。
ここに怪談「番町皿屋敷」の素材になったお菊の塚がひっそりとあった。


伝承によるとお菊は平塚宿のお役人の娘で行儀見習のため、江戸の旗本青山某方に奉公していた。ある時、家来に見初められたが、菊女がなびかないため「可愛さ余って憎さ百倍」と青山家の家宝の皿を隠し、主人に菊女が紛失したと讒訴(ざんそ)した。





このため菊女は主人からお手討ちをされ非業な最後だったが、後に皿は見っかったという。



この事件は、元文五年(1740)2月の出来事で、後に怪談「番町皿屋敷」の素材にされた。







公園にいたのギャルたちは、屈託がなく明るい。お菊物語は遠い昔のお伽話(おとぎばなし)かもしれない。