尊徳の教え普及 大日本報徳社

掛川市は二宮尊徳(1787〜1856)の教え「報徳運動」の拠点である。

報徳運動は二宮尊徳が実践した困窮した村の救済法、経済と道徳を一体とした教えを広める運動で、公益社団法人「大日本報徳社」は全国の報徳社130社の本部であり、現在6,000人の社員が活躍しているという。

大日本報徳社正門 右は「道徳門」左は「経済門」


掛川城近くの報徳社は明治の建物で正門に掲げた「道徳門」「経済門」が報徳の精神を表している。

戦前、全国の小学校の校庭に「マキを背負って本を読む二宮金次郎像」を立てたのはこの報徳運動だった。

二宮金次郎像

しかし「金次郎像」は、戦後は封建思想だとして姿を消したところが多い。
二宮尊徳の歌
天津日の恵み積み置く無尽蔵 鍬で掘り出せ 鎌で刈り取れ

現在の報徳運動は、参加者の高齢化という問題をかかえており、青壮年層への普及が課題である。

関係者は「バブル崩壊で、企業のモラルが問われている。この時代こそ報徳精神が必要」と訴えている。