かきつばたと在原業平

「伊勢物語」の中で在原業平(ありわらのなりひら)は
水ゆく河のくもで(蜘蛛の足のよう)なれば、橋を八つわたせるによりてなむ、八橋といひける

と書いた。
業平供養塔




東下りの途中のことだが、業平は求めに応じて辺り一面に咲く紫のかきつばたの五文字を読み込んだ和歌を詠んだ。

唐衣 きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる 旅をしぞ思ふ



鎌倉街道のまわりには業平ゆかりの伝説・伝承が残っており、一角に業平供養塔がある。

また無量寿寺には業平朝臣関係の寺宝が多く、境内には八橋の杜若(かきつばた)池があり、5月になると紫色の花が一面に咲き競う。

知立市のミスかきつばた(クリックしてね)


丁度訪れた時は花の季節はまだ早かったが、花も恥らう「ミスかきつばた」のお嬢さんたちが出迎えてくれ春を満喫した。これも業平への功徳だろうか