ワサビは日本原産のアブラナ科の多年草で日本全国の山間の渓流のほとりなどの水が澄んだ過湿地に自生します。
ワサビの香辛料への利用の歴史は古く平安時代中期にその記録があります。
通常ワサビは清水の流れるワサビ田で栽培され水ワサビあるいは沢ワサビといわれます。
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| ワサビ田のワサビ |
ワサビは現在静岡県の伊豆の天城地方、安倍川・富士地方と長野県の穂高地方と鳥取県大山地方が日本3大産地で全国の4分の3以上を出荷します。
その他島根県、兵庫県、山口県、岐阜県などの山間地で栽培されています。
今を遡ること約400年前の慶長年間に安倍川の支流の有東木沢の源流の山葵山に自生していたワサビを有東木のある村人が湧水地で栽培したところ成長繁殖したとのことです。
それを見た村人達がこぞって栽培するようになりやがてその栽培法が全国の各地に広められました。
そこでこの地有東木が本邦のワサビ栽培発祥の地とされています。
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有東木のワサビ田(1) |
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有東木のワサビ田(2) |
1607年(慶長12年)7月に駿府城に入城した大御所徳川家康公にワサビを献上したところその珍味を天下の逸品として賞賛し、ワサビを有東木から門外不出の御法度品に指定しました。
また徳川家の御紋が葵であったところからワサビ(山葵)をさらに珍重したとのことです。
その後1774年(延享元年)に三島の代官斎藤喜六郎の命を受けた伊豆天城の住人で山林見廻り役の板垣勘四郎がシイタケ栽培の技術を伝えるためにこの地有東木に派遣されました。
この板垣勘四郎が帰国の際にワサビの苗を密かに持ち帰って栽培したのが伊豆ワサビ栽培の始まりといわれています。
JR静岡駅から県道梅ケ島昭和線を北上して有東木までのバスがあり約1時間20分で着きます。
バス停のすぐ近くに地場産品直売所兼食堂の「うつろぎ」があり「蓬入りのどらやき」が大変の珍味でした。
お土産に買って帰ったコンニャクとシイタケとワサビ漬はとても美味でした。
「うつろぎ」の前に日本山葵栽培発祥の地の記念碑があります。
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記念碑建立についての説明 |
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「うつろぎ」(地場産品直売所)と
山葵栽培発祥記念碑 |
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